古谷実「ゲレクシス」 2巻 完結

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下書き書いたまま放置してた。

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レンタル屋に行ったら、表にゲレクシスが並べられてて2巻【完結】の文字が!!! 出てたこと知らなかった〜〜〜GW前かなと思ってたけど 思ってたより早かった〜 買わなきゃと思い本屋へ。 相変わらずイブニング本探しにくいなあ. そして2回目の「薄い本なのに高いなあ」

帰宅後速攻読んでみるが、どこで終わってた?と思って1巻を読み直す。

さらっと読めてしまう・・・。 そして2巻を読む。

「おでん」で笑ってしまったが これで完結は少し物足りない。

すぐネットで他人の感想を読む。古谷にがっかりしている人が多い。

打ち切りだろという人もいるけど、もっと人気ない漫画も本誌は続いてるそうなので打ち切りでなく古谷氏が終わらせたって感じかなあ。もう少し続いてもよかったのに でも延々ループだったら読者は嫌よな。

Amazonレビューも批判多いけど、私はそんなに悪くないと思う。一番悪いのは表紙だろう〜!ペタッとした表紙が今まで多かったけど、花咲いてるよ・・?

これは古谷の描きたいように描いた結果

すごく納得した書き込みが古谷スレにあったので引用↓

155 名無しんぼ@お腹いっぱい@無断転載は禁止 sage 2017/02/15(水) 16:10:14.57 古谷は純文学とか好きなんかな ヒメアノールの突き放した最終回みたいなのを作品丸々一本使ってやったって感じがする

大西がモウソウと正気のことを友達と呼んでるとことか、結構グッと来たんだけどね 大西だけ戻ってこれたのは、倉内という繋がりがあり倉内の方から呼ばれたから? 大西的には、またあいつらに会って次は助ける気でいるということなんだろうし、主人公が行動的な人間になって一応は成長してるし読後感は悪くなかった

友達の存在を熱望して、バイト仲間を友達にしようとするが結局去られるけど、彼女はできて終わるわにとかげぎすとは対照的なんだな ゲレクシスは恋愛の話から始まって友情の話で終わる

この人ってイケメンリア充(らしい)の癖にこじらせた自意識みたいな漫画ばっかり書くよねえ。哲学めいたこと言いたい!みたいな。なので、なんか意味ありそうな深そうなこと喋らせて読者になんだろう?って考えさせるけど実際の本人は適当に書いてるだけに一票なんですが。どうでしょ。

「いつもの」が出てこなかった異色作?

いつもの ゲレクシス
普通の日常 中卒で母親いなくて父親と店やって借金返した
非日常 異物となり異世界(遠く?)へ
語りかけてくる化物 それに自分がなった
巨乳の美女 いない(倉内は物語唯一の女性だがそれでない)
巨乳の美女から好かれる ない。倉内は最後まで従業員
ヤクザ・異常者 ない
突然殺人に巻き込まれる ない みんな死ぬフラグ

いつものといえば毎回ヤバイキャラ出てくるけどゲレクシスだと正気がそれ?でも正気も結構まともなこと言ってるんだよねえ いつもの序盤面白そうな伏線は回収されず・・・は同じ(バームクーヘン屋という設定生かされてないよね!!) いつもので言えば「純平」だけ異世界でもなんか妙にリアルでしたね。

いつものいつものうるさいね。

最終回の欄外に「痛恨の準備不足」 とあったらしい。 作者のじゃなく大西のな。

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